主催:Triage&EWS 研究会
共催:株式会社フィリップスエレクトロニクスジャパン
スケジュール
日時 | : | 2014年6月7日(土)17:00~19:00
17:00-17:50 Triage部門「トリアージに役立つ“ 子どもの呼吸評価 ”」 18:00-19:00 EWS部門 特別講演「RRSの現状と問題点」 |
会場 | : | パシフィコ横浜 アネックスホール 2F B会場(F203・F204) |
企画概要
Triage部門「トリアージに役立つ“ 子どもの呼吸評価 ”」
進行 | : | 神薗 淳司(北九州市立八幡病院小児救急センター) |
コメンテーター | : | 井上 信明(東京都立小児総合医療センター救命・集中治療科) 六車 崇(横浜市立大学附属市民総合医療センター 高度救命救急センター) 植松 悟子(国立成育医療研究センター 救急診療科) 林 幸子(国立成育医療研究センター 救急センター 副看護師長) |
話題提供 | : | 小宮山明子(国立成育医療研究センター 救急センター 看護部) |
要旨 緊急度評価呼吸評価の技能とその標準化は必須の課題の一つです。今回の研究会では以下のポイントに絞り、参加者の皆さんと一緒に呼吸評価を再考したいと思います。
- (1)呼吸数測定
- (2)努力呼吸と異常姿勢
- (3)呼吸リズム異常
- (4)聴診器による呼吸音の表現方法
研究会事前アンケートのお願い
以下のアドレスにアクセスしていただき、
子どもの呼吸評価に関するアンケートにご協力下さい。
集計結果の概要は研究会Triage部門で一部取り上げる予定です。
アンケートアドレス
https://jp.surveymonkey.com/s/4th_triageEWS
EWS部門 「特別講演:RRSの現状と問題点」
座長 | : | 清水 直樹(東京都立小児総合医療センター救命・集中治療科) |
演者 | : | 安宅 一晃(奈良県立医科大学 麻酔科) |
要旨 病院内で急変時の対応として「Code Blue」などの対応システムは整備されつつあり、職員の蘇生教育は広く浸透している。しかしながら、その効果の検証は、十分とは言えず、院内の心停止に関する蘇生率などのデータすら全国規模の調査はされていない。一方、欧米では院内で心停止後の対応では救命率の向上にはつながらず、心停止する6~8時間前の患者の状態が悪化することが多いとの報告を受けて、心停止前の状態悪化の時点で対応をするシステムであるRapid Response System(RRS)が約10年前から導入されはじめた。その後RRSが有効であるとの報告が相次ぎ、現在多くの病院でこのシステムが導入されている。日本臨床救急医学会、日本集中治療医学会、日本臨床麻酔学会でシンポジウムがおこなわれ、RRSが必要なシステムで、導入を検討する病院がかなりの勢いで増加している。しかし、RRSを本格的導入している病院はまだ限られた施設にとどまる状態である。これはメンバー構成、人員や資金面、病院側の協力、主治医との関係などがあり、構想段階でとどまっている事例が多く見られる。さらに、RRS準備段階で院内心停止数の把握、救急カートの整備、院内標準時の設定、職員に対する蘇生教育、患者アセスメントの教育、DNARなど終末期医療の問題なども一気に表面化し、各診療科や多職種の横断的な協力が必要となる。このため、結局RRS導入検討しただけで中断しているケースが多くある。これらの問題点を明確にしつつ、その解決の糸口について提示し、成人と比べた小児の特殊性についても言及する。
※当研究会は、自由参加(申込不要)・無料です。